「いつかの春」
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2001年5月26日月製作

この題名は詩人水原櫟様の作品「いつかの春」の題名をそのまま引用させていただいています

「いつかの春」というわりには、少々森の感じが夏っぽく描き上がってしまいました
でも、眠っている少女の顔がとても素敵に描け、嬉しかった作品です
ちょうどこの絵を描いている頃、近所の裏山が宅地に変わる為、大きな重機が入り
多くの木々があっという間に根こそぎ抜き倒されてしまいました
直径100cm程の樫の木にも、電気ノコがいくつも入り、スローモーションで横たわりました
映画やアニメのように、木にも足が生えてたら、どんなに逃げ出したいだろうと思いましたが
木々は黙って自分の番を待っているようでした























いつかの春    詩 水原櫟


机の上のジャムの瓶

どんぐり三つ閉じ込めてある

いろんな色の石ばかり

入った缶の横にある


どんぐり三つ土に埋め

私の庭を森にする

管理人さん駆けてきて

ダメダと言っても森にする


クヌギとナラとカシノキと

どんぐりばかりの大木で

私の庭はいっぱいだ

シマリスむささびホンドリス

どんぐり食べる生き物で

私の森はいっぱいだ


机の上のジャムの瓶

どんぐり三つ閉じ込めてある

いつかの春までそのままで

誰にもないしょでそこにある


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